ギルド『アルファ』探索日誌

主に世界樹の迷宮シリーズのプレイ記録。

SSらしきもの

タロットで22のお題(目次)

突発企画です。1. 最近SS書いてないなー。 2. テーマを決めるのムズイ。お題でなんか書こう。 3. 書きたいお題を探すのムズイ。 4. もう自分でお題作ればよくね?←イマココ!以上経緯でした。本末転倒なのはキニシナイ。 広いネットの海を探せば転がってると…

タロットで22のお題(XIII. 死神)

XIII. 死神(喪失)呆然とした面持ちで立ち去っていくアガタを、見ていることしかできなかった。 目の前で失われた命。助けられなかった人。 ――あいつがいなくて良かった。 失くした片目を強く感じる。どうしようもない無力感。 ――多分、あいつもこんな気持…

タロットで22のお題(IX. 隠者)

IX. 隠者(内に篭る)「エリン、もう夕ごはんだよ」 「…………」 「エーリーンー?」 「……ちょっと待って」 「だめ!エリンのちょっとは信用ならない!」 「後三分」 「わかった。三分ね」 ――三分後 「エリン、三分経ったよ」 「んー……、はぁ、仕方ないわね」 …

タロットで22のお題(XI. 剛毅)

XI. 剛毅(強い意思の力)燃えるような夕日の下、好きだと言われた。 「……お兄ちゃんになにか言われたんですか」 「いや、クロウから事情を聞いた」 いつも浮かべている笑顔が消え去っていくのがわかる。 事情、つまりそれは、 「……ならわかってるでしょう。…

タロットで22のお題(III. 女帝)

III. 女帝(包容力)深都の未来のため、全てを投げうった深王。その行動は本当に正しかったのか。 理性は言う。彼の行動は正しいと。彼はその責務に殉じた尊敬すべき人物だと。 しかし翻って己を省みると、どうしても彼と同じ決断をできるとは思えない。 「…

タロットで22のお題(I. 魔術師)

I. 魔術師(好奇心)「ゲイルさん、聞きたいことがあるんですけど」 「なんだ、ジョセフ」 「フィオさんとはうまくいってるんですか? ぶっちゃけフィオさんって彼女としてどうなんですか?」 「なっ、ジョセフ、何聞いてやがる!」 「ハロルドには何も聞い…

タロットで22のお題(XVI. 塔)

XVI. 塔(衝撃)昔から相談事を持ち込まれることが多かった。男子の割合の方が多かったと記憶している。理由はエリンだ。彼らは高嶺の花に手を伸ばす前に、彼女の一番近くにいる人間に助言を求めたのだ。男子からの相談を受けるということは、必然的に男子側…

タロットで22のお題(XV. 悪魔)

XV. 悪魔(因果応報)卑怯な手を使ったという自覚はあった。そのことを後悔してはいない。 だが泣きそうな表情で微笑みを返す彼女を見るにつけ、少しだけ苦しくなる。 だから決めたのだ。以後、強引に事を運ばない、と。できる限り優しくする、と。 しかし、…

タロットで22のお題(V. 法王)

V. 法王(有益な忠告)冗談だろ、とつぶやくと、本気だ、と冷静な声が返った。 「君はアイカに好かれている。だからこそ本当のことを伝えるんだ」 これから彼女にどう接するか、それは君が決めることだ、と男は言う。 「だが一つだけ言っておく。半端な優し…

タロットで22のお題(II. 女教皇)

II. 女教皇(鋭い直感力)「だって『これまで誰も戻ってこなかった』んですよ?どう考えても怪しいですよぅ」 「そう言われれば、そうだけど」 アイカの言葉にエリンが答える。どこか不満そうに聞こえるのは気のせいじゃないだろう。 「それに、足音が違った…

タロットで22のお題(0. 愚者)

0. 愚者(理解しえない存在)あの方が消え去った今となっては、ただこの身は朽ち逝くばかり。 さすればあの姫からも僕の力は消え、その命も潰えるだろう。 「これが最善だったとでもいうのか?」 ひとりごちるが応えはなく、ただ広間に拡散するのみ。 ふと最…

一周年&PV一万突破記念(5. その始まり、二日目)

わずか三ヶ月でアーモロードまでたどり着けたのは、 かなり運が良かったからだ。 海都へ向かった船は戻るまで、どんなに早くても半年以上かかり、 下手すると二度と戻ってこないこともある。 「どうする、早速冒険者ギルドに行く?」 「そうね……二度手間にな…

一周年&PV一万突破記念(4. その始まり、七日目)

「……君、」 誰かの声が聞こえる。あれ?僕は……、 「……!」 一気に意識が覚醒する。 飛び起きると、見知らぬ男性が自分を見下ろしていた。 浅黒い肌、金の髪。瞳は……オレンジ? 宝石のようなその色に、思わず魅入ってしまった僕に向かって、 目の前の人物はゆ…

一周年&PV一万突破記念(3. その始まり、一日目)

降り注ぐ日差し。眩くきらめく海。 年初めの所為もあってか、大勢の人々が行き来する港街。 その人混みを避け、私たちは広場の端にたたずんでいた。 「ここが……アーモロードなんだな」 「ええ、すごい活気ですね。……バルクは大丈夫でしょうか」 「大丈夫だろ…

笛鼠ノ月の物語・下旬

サブクラスについて。ジョセフ視点。

白蛇ノ月の物語

6層ボス撃破直後のアイカ。

笛鼠ノ月の物語・上旬/後編

えらい難産だった後編。

【12F】会話文

ミッション受領前の会話。

笛鼠ノ月の物語・上旬/前編

エリン視点。後編に続く。

皇帝ノ月の物語

イシス視点の話。

物語の始まる前

全然脳内妄想を吐き出してないので、そろそろ書こうかな、と。 中の人は物書きでもなんでもないので、日本語でおkな部分があっても気にしないふりでお願いします。 親切マスタリー0、妄想マスタリーMAX振りなのでお気をつけください。