ギルド『アルファ』探索日誌

主に世界樹の迷宮シリーズのプレイ記録。

セブンスドラゴン2020の感想part1

ネタバレ注意!ネタバレ注意!(大事なことなので(ry
まだクリアしてない人、前作やってない人は回れ右がオススメ!



「というわけで、ボケ担当のアイカですぅ!」
「おいこら、なんでセブンスドラゴンに俺たちがいるんだよ。
   あ、一応ツッコミ担当のバルクだ」
「ええっと、なになに……『1週目はさっくりやりたかったので、
   アルファのメンツから名前と性格だけ借りてプレイしてました』だってさ。
   今回は司会進行を丸投げされたフィオです。よろしく」
「あたしがトリックスター、バルクさんがサムライでフィオちゃんが
   サイキッカーでラスボスまでクリアしまして、
   総プレイ時間が35時間くらいでしたぁ」
「総評すると『キレイにまとまった良RPG』。
   キレイにまとまりすぎてて、ちょっとボリューム不足な感じもあるけど、
   最近のゲームにしては珍しいんじゃないかな?」
RPGは好きだけど、最近のはやりこみ要素が多すぎて
   ゲンナリって人に特にオススメしたいゲームだ」




「じゃあ、ここからは公式サイトでプッシュされてる
   要素についての感想をどうぞ」
「『初音ミク』『声優』に関しては期待しすぎてるとガッカリだが、
   特に興味がない人や、最初から期待していなかった人にとっては
   ゲームを彩る良スパイスになったんじゃないか?」
「中の人は、ミクについてはProject DIVAを3作買ってるレベル、
   声優については2、3人名前を知ってるってレベルで、
   どちらの要素も十分楽しむことができたそうですぅ」
「キャラメイクは外見がなぁ。世界樹3のときも消去法だったが、
   これはさらに輪をかけてひどかった」
「職業が5職っていうのは別にいいと思うんだ。
   同職でも育て方によって2種類以上に使い方が分けられるし、
   パーティーメンバーも3人までだしね」
「せめて外見の色違いでもあったならよかったのですが……。
   ボイスもグラとあわせようと思うと選択肢が狭まって……」
「結局、非常に選択肢が狭い、って印象だよね」
「ドラゴンについても選択肢が狭まったな。
   倒さなければ先に進めないドラゴンが前作からかなり増えた気がする」
「もちろんボスは倒す必要がありますけど、
   ただの障害物としてのドラゴンが増えたのはなんだかなぁ、と」
「復興するにもドラゴン討伐が必須だしね」
「前作は、ドラゴンをスルーできるところも多かったので、
   その選択肢がなくなってしまったのは残念でしたぁ」
「雑魚戦がさっくり終わるせいか、ドラゴンの乱入システムが
   あんまり機能していないようにも感じたな」
「まあ、それは前作や世界樹で、乱入がない位置取りでの戦闘に
   慣れているせいもあると思うよ。
   あと、全滅した時にリトライできる仕様はものすごく便利だったね」
「『全滅』というとテンションがものすごく下がっちゃいますけど、
   リトライでその戦闘の最初からやり直せるので
   心理的なダメージがかなり軽減されてますよねぇ」
「逆に言うと緊張感が減った、とも言えるな。
   まあ、ドラゴン戦自体がそこそこ厳しい戦いになるから、
   やっぱり気は抜けずに戦えて、そこはかなり評価できるところだな」
「公式サイトからの要素に対する感想としてはこんなところかな」




「じゃあ、次はRPGとしての要素についての感想をどうぞ」
RPGと言えば、シナリオ、戦闘、キャラクター、ええと、後は?」
「ダンジョンとか、RPGに限らないけどシステム周り、BGMとかかな」


「まずシナリオからいこうか。
   人がバタバタ死んでたり、所属した組織の〇〇が××したりするけど、
   矛盾も見当たらずわかりやすく、良いシナリオだったと思うよ」
「個人的には『正義の味方』なんて怪しすぎると思うんだが」
「なにが正しくてなにが間違ってるかなんて、あんな極限状態では
   吹けば飛ぶような判断基準でしかないと思うんですけどねぇ」
「最初っから敵意むき出しのSKYとか、人間を討伐しろとか言っちゃう
   ムラクモの長とか……話が進まなくなっちゃうから
   言うことを聞くしかないんだけどね」
「これはRPGの宿命でしょうねぇ。細かい点は脳内補完で、ということで」


「次はキャラクターについて。これは……ねぇ?」
「うーん、可もなく不可もなくってところか?」
「普通というより微妙って感じでしたねぇ。最初に
   マイナスイメージがついちゃったキャラがラストまで挽回しきれなかったり、
   良いイメージのキャラは△△しちゃったり、本当に残念な感じでしたぁ」
「むしろ、名前もついていないようなモブキャラに味があったと思うよ」


「次は戦闘システムについてだ。雑魚戦はぬるめ、
   ドラゴンは強敵なんだが、当たりどころが悪いと
   1ターンでHP満タン状態から戦闘不能になる」
「それ自体はいいんですけど、3人パーティーという都合で、
   1人戦闘不能になると立て直しが非常に面倒、2人でほぼ全滅確定でしたぁ」
「戦闘不能から復帰させる手段は豊富なんだけど、
   それと3人PTってのがいまいちかみ合ってないような気がしたなぁ」
「戦闘時の演出についてはスピーディーだし、
   スキルごとに専用ボイスがあるし、
   前作にもでてたモンスターたちが動いてるし、
   ちびキャラかわいいしでかなり満足ですぅ」
「前作をやってると、戦闘スピードが遅くてあれ?ってなるけど、
   やってるうちに慣れるレベルだね」
「スキル周りもかなり改良されているよな。
   好きなときに持ってるSPでスキルを取得できるってのがいいな」
「物語の進行度にあわせてスキルが解放されるってのも良かったよね」
「119ナノマシンの仕様とか、自動発動スキルの仕様とか、
   細かい部分ではあれこれありますが、いわゆる強職・弱職がないのは、
   さすがに調整に時間をかけたと言うだけはありますぅ」


「ダンジョンはぬるめだったよね。
   ドラゴンの配置とか、脱出ポイントや全快ポイントの配置とか」
「ま、あのくらいがサクサク進んでストレスもなくていいんじゃないか?」
「見た目もダンジョンごとにがらっと雰囲気が変わって楽しめましたぁ」
「ラスダンとか、前作やってるとおおっ!と思うよね」
「ムラクモに正式に所属した後、最初に向かったダンジョンの曲が……!」
「前半のドラゴン戦の曲もそうだが、前作のアレンジなんだよな」
「中の人的には、後半ドラゴン戦の曲が一押しらしいよ」


「システム周りもきれいにまとまってましたねぇ。
   世界観を補間する意味合いもあるクエストだったり、
   うまくスキルシステムと組み合わせてある都庁の改修だったり」
「装備品は武器、防具、アクセ2つなんだが、
   アクセは状態異常耐性がつくものが多くて、
   敵にあわせた装備切り替えが現実的だったな」
トリックスターは相手によって短剣と銃を持ち替えてもいいね」
「あとはあれですねぇ。スカイラウンジLv2」
「「あー……」」
「中の人曰く『声だけで萌え殺されるかと思った』らしいですぅ」
「ちなみにアイカのCVは豊崎愛生さん、
   バルクのCVは三木眞一郎さん、僕のCVは日笠陽子さんで、
   僕の一人称以外はだいたい想像通りらしい」
「ほら、それまで戦闘中にいっぱいボイスを聞いてるわけじゃないですか。
   それでキャラのイメージも固まって愛着も湧いたところにあのセリフですよ。
   耐えられるわけないじゃないですかぁ!
   特に日笠陽子さんのボイスは、真面目で元気なちょいお姉さん系って感じで、
   それが……あんな……あんなこと言われたら理性飛んじゃいますぅ!」
「飛ばすな!」
「…………………………」
「ま、まあ、プレイヤーキャラクター同士で
   デートできるってのは斬新でしたぁ」



「最後に少しだけ前作と比較しておこうか」
「前作は概ねクソゲー、人によっては良ゲーなんて言われてたんだっけ?」
「そうなの?」
「……ちょっと調べてみたら、エンカウント率の高さとフロワロの仕様、
   クエストの仕様あたりが評価を下げてる原因っぽいですねぇ」
「その辺りの不満点は、今作では概ね解消されてるな」
「その代わりいろんな選択肢が減った印象だね。
   キャラメイク、ダンジョン攻略、ドラゴン撃破にクエスト……」
「悪く言えば一本道、良く言えば迷わず進めると言えますぅ」
「メインストーリーの展開は大差ない感じだな」
「なので、人を選ぶ前作に対して、今作はいろんな人に
   薦められるゲームになってると思うよ」




「大体こんなところかな?」
「そうだな。ちょっと長々とやり過ぎちまったから、
   実際のプレイについてはまた別にやるか」
「ですねぇ。ではでは〜」