後書(笛鼠ノ月の物語・上旬)
以下言い訳タイム。
語彙が足りないとか日本語でおkとかはもう諦めました。
いいじゃない、書いてる中の人が楽しければさ。
知人に聞いた話によると、物書きには2つのタイプがあって、
最初にプロットを組み、それに沿って書いていく人と、
1000書いて900削るような書き方をする人といるらしいです。
……自分は完全に後者です。でも100書いて50削るレベル。
モンクの昇段試験については完全に捏造です。
中の人は空手を習っていた時期がありまして、
2年ほど続けて確か4級くらいでした。
モンクの昇級、昇段試験はもっと厳しいイメージで。
後は詰め込みきれなかった幼なじみ3人の関係。
・エリン←→フィオ
お互いに親友ポジション。
フィオはエリンに対して容姿とか生まれとかで劣等感を持ってるけど、
そのエリンに頼られることでその劣等感が少し軽くなってる。
で、エリンはフィオが劣等感を抱いていることを分かっているのに、
頼るのを止められなくて罪悪感を持ってる。
書いてみて気づいたけど、もう共依存関係の一歩手前な感じだな。
・エリン←→ハロルド
想う者と想われる者。
それぞれの思惑あって、曖昧な関係のままでもいいと思ってる。
だから関係はまったくもって進展しない。
けど、エリンはハロルドが自分を見捨てることはないと信じているし、
ハロルドもエリンが自分を厭うことはないと確信している。
・フィオ←→ハロルド
悪友、ライバル、共犯者、協力者。
どっちもエリンの守護者というポジション上、ライバル関係だけど、
エリンに関することには団結してことにあたる。
フィオが男の子のように振る舞うようになった理由の根幹はハロルドにあり、
それが増長したのも大体はハロルドの所為だけど、フィオ自身は気づいていない。
ハロルドは、エリンがフィオばかり頼るので、少し羨ましく思っている。
で、今回の話で、これらの関係が少しだけ動いた、と。
実はエリンの「ありがとう」が書きたかっただけだったり。